【15話】私と美しきサパガールズ|女性のための世界一周旅行ガイド

酔っ払い電車

2008年7月4日

サパに向かう電車のチケットを手配して乗り込んだはいいが4人一組の席ではなく微妙にバラけた席だった。

は??

4人一組の席をお願いしたはずだが??怒

昨日は怒りの一日だったが極めつけのこの状況にマジ切れした。

どうして言ったことができないのか?なぜ出来ないのに満面の笑みで

「任せとけ!ノープロブレム!」

と言うのか?

デイブ、レナード、ティモ、私、全員がむかついていたが私のあまりのむかつき顔にほかの三人が気を使って「Are you ok??」と聞いてきた。

仏頂面で中指を立て表情を変えずに「f○○k!ベトナミーズ!」とつぶやく私。

こうなったら飲むしかない。

私たちはウイスキーコークを飲むことにした。

3缶分のウイスキーコークを飲み干したところで私は出来上がり寝た。

数時間後、目を覚ますとみんないない。。。

急にさびしくなって探しに行くと喫煙所で完全に出来上がっている三人を見つけた。

何でも60歳ぐらいのベトナム人に勧められ一緒に強い酒を飲んでいたと言う。

その傍らにはぼろぼろに破壊された便器、一体何がおきたのか?

なぜかわからないがレナードが壊してしまったらしい。

そして極め付けに灰皿のふたを開けようとしたレナード、力が有り余ってポキッ!!

灰皿も壊してしまった。汗

そんなこんなで酔っ払いたちは眠りについた。

私はさっき起きたばかりなので眠れずに一人窓の外を見ていた。

夜の闇の中を走る電車。

窓の景色は次々と変わっているのにそんなことはお構いなしに乗客たちは眠りについている。

変わっていく闇の中の景色を見つめながら時間や人生についてぼんやりと考えていた。

美しい少女

2008年7月6日

ベトナムの避暑地サパに到着。

ホアンリエン山脈にあるサパはベトナム最高峰のファンシパン山(標高3143m)を西に望む高原避暑地である。

数多くの山が連なり山の頂上には雲がかかり常にゆっくりと動いている。

チェックインしたゲストハウスはツインルームをシェアして4ドル、しかしこの安さにしてはかなり贅沢な絶景がバルコニーから見ることができる。

目の前に悠然と構える美しい山脈は時間帯や光、雲の加減によって表情を変える。

今ここサパでは学生は3カ月間のバケーションの時期だ。

休みを迎えた学生たちは町に出てアクセサリーや小さなおみやげ物を売り歩いている。

私はここサパで一人の美しい少女と出会った。

彼女の名前はショーン、年は14歳。

彼女はサパの中心から7キロほど離れたターフィン村に住んでいるザオ族の出身だ。

民族衣装を身にまとい大きなリングのピアスをしている。

彼女はいつも仲良しの友達と町を歩き回っている。

そしてすぐさま私を見つける。

「Hey! Masami~~~~!」

彼女たちは私とデイブを恋人同士にしたいらしく

サパガール1「デイブはマサミの彼氏??」

マサミ「私たちは友達だよ!カンボジアで出会ったの」

サパガール2「でも多分これから恋人同士になると思うよ」

サパガール3「これを彼に渡せば二人は恋に落ちる!」

全員「きゃー><」

とご丁寧に売り物(?)のミサンガまで手渡してくる始末。笑

年頃の女の子はどこの国でも恋の話には興味津々だ。。。。

彼女と仲良くなった私は彼女のライフスタイルについていろいろ聞くことができた。

朝は毎日5:00には起きて彼女は自分で朝ごはんを作る。

(毎日9;00ごろ起きてる私はLAZY日本人と呼ばれていた)

彼女は朝ごはんを作るために燃やす竹を大きなかごいっぱいになるまで集め背中にしょって運ぶ。

彼女の指は青い。

藍で布を染める仕事があるのだという。

そういえば路上で生地を売っているほかの部族の人たちの指も同じ色をしていた。

民族衣装以外は(中に着るTシャツみたいなものを除いて)持っていない。

新しい洋服はマーケットで調達する。

生地は染めるけど自分たちでは作らないそうだ。

そして高校に行きたいけれどたぶん行けない、と教えてくれた。

だけど彼女がとても賢いということはちょっと話せばすぐにわかる。

(ちなみに英語も私よりできる)

学校に行くよりも大切なこと、を彼女は知っているような気がした。

いろいろな話を聞いて私は自分が14歳だったころ、を思い返した。

私が14歳だったころ毎日お母さんが起こしてくれて、朝ごはんを作ってくれていた。

もちろん、かごなんてしょったことはない。

ショーンは年は14歳だけれど大人だ。

美しい山脈と雲に包まれ自然とともに生きる少女。

彼女の目は透き通った美しい色をしている。

さぁ~て!次回の○○○さんは!?

次回の内容は?

私、やまびこを労わる

私、助平なお坊さんからカリーマ姉さんを守る

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