【58話】アンマンからシリアの首都ダマスカスへ|女性のための世界一周旅行ガイド

News

2009年1月7日

アンマンの街を歩いて新聞屋さんの前を横切ったところで足を止めた。

連日のガザ地区のニュースはどこでも見ることが出来る。

レストランにテレビがあると必ずといっていいほどアルジャジーラのニュース番組がつけられていて日本では見られない紛争のショッキングな映像がやっていて生々しい。

新聞も例外ではない。

その日の新聞は、亡くなった子供の顔が大きく写されている。

アラビア語なので内容は分からないが、亡くなった子供の顔から下は砂利に埋もれている。

イスラエル軍が病院や学校を攻撃したことをその脇に立っていたパレスチナ人のおじさんが教えてくれた。

おじさんはエルサレムに住んでいたというが今は帰れない。

おじさんの家族はエルサレムに住んでいるがなんと、43年間も家族に会えていないそうで、お母さんの死に目にも会えなかったそうだ。

もし俺がエルサレムに帰ったら、俺は生きていないだろう、だから帰れない。

と彼は言った。

前に書いたパレスチナ人男性とは違って、おじさんは悲しみと怒りに満ちていた。

おじさんの話を聞いて、私もイスラエルで自分なりに考えたことや聞いた話があったけど、そんなこととても言えない位におじさんの感情は熱い。

聞いてるだけで胸が苦しくて泣いてしまいそうだった。

おじさんは言った。

『このニュースは日本では見られないだろう。CNNはお金をもらって情報をねじ曲げているようだからね。日本に帰ったら、君の友達や知っている人にこれを伝えて欲しい。』

アルジャジーラはイスラムの人々の目線で作られているので、それもまた100%鵜呑みにするつもりは無いけれど。

連日やっているアルジャジーラのニュースはこちら側の人々の事実であり、日本のニュースをそのまま信じる人にとってはそれが事実になる。

日本は情報の渦の中にある。

どうやって情報を判断し選択していけばいいのか、どうやってちゃんと理解していくのかが大切だ。

国境線のなぞ

2009年1月8日

アンマンからシリアの首都ダマスカスに向かう。

これでもう14カ国目になる。

バスでヨルダンとシリアの国境線を越えた瞬間、、ぱっと風景が変わった。

ヨルダンの風景は色が無い。

大地の色が白っぽいのだ。

その様子から不毛の土地というか、厳しい環境だというのがうかがえる。

しかしシリア側に入った瞬間、、、

大地は鮮やかに色を変えた。

青い空、そこには大きな入道雲。

その形は魔人ブウ(ドラゴンボールね)が魔人ブウとかけっこしているみたいに大きい。笑

(表現力とぼしすぎ!!でもほんとそんな感じなんだもん!!)

土の色はヨルダンとは完全に違う、鮮やかな赤。

そこに作物と思われる木が等間隔に植えられていて、これまた鮮やかな緑。

ところどころに見られる意思や岩はそのなかに更にコントラストをつけるような白。

まるでゴッホの絵のような世界だ。

今まで沢山の国境線を越えたけれど、ここまで国境線のはっきりした違いを見たのは初めてのような気がする。

そこで一つの素朴な疑問。。。

国境線ってどうやって決めているんですか?

アフリカ大陸の国々はまっすぐな国境線が多いけど、半分以上の国の国境線はぐねぐねとしている。

山脈や川で区切られてる場合意味は分かるけど、あのぐねぐねはいったいなんなんでしょう?

平坦な土地の場合。

直線だっていいじゃんね。

これは土の質とか、取れる鉱物、植物なども関係しているのだろうか?

とヨルダン、シリアの国境線上で思った。

小学生的な質問で申し訳ないが、誰か知っていたら教えて欲しい。

さぁ~て!次回の○○○さんは!?

次回の内容は?

私、ムスリム女性の内側にドキドキ

私、久しぶりにまともなシャワーで感激

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