【69話】南スペインのマラガに到着!|女性のための世界一周旅行ガイド

泣きぬれて、マラガ

2009年2月10日

南スペインのマラガに到着。

ここに来たのは訳がある。

トルコからスペインのフライトのトランジットでロンドン空港にいた時、一人の黒人の男が声をかけてきた。

「ピカデリーバックパッカー?」

それは前ロンドンに滞在していた時に泊まっていた宿の名前。

だけど今日はロンドンの宿には泊まらない。

空港で夜をあかすのだ。

私が

「NO THANKS」

というと男は

「SORRY!」

と言ってトイレの方へ去った。

、、、、何か変だ。

ロンドンの宿には客引きなんていないはずだ。

よくよく思い出してみるとその男はピカデリーバックパッカーで働いていた奴!!

トイレから戻ってきた彼に私は声をかけた。

「I KNOW YOU!!!!」

彼はニッコリと笑って

「やっぱりな!!」

と言った。

私のことを覚えていたのだ。

その男の名前はガス。

彼の特技は一度見た顔は忘れないこと!

「ピカデリーバックパッカーはどうした?」

と聞くと

「つまんないからやめてやった!!」

らしい。笑

仕事を辞めたことだし、友達のいるスペインのマラガに遊びに行くところだったようだ。

すっかり意気投合し空港で共に夜をあかし、それぞれの目的地へ向かう時

「もしマラガの近くに来たら、一緒に遊ぼうぜ!!」

とガスが言った。

、、、とこれがその訳。

私はこういったことに弱い。

だって一体何人の人がそこに泊まって、何人を覚えていることができるだろう。

そして同時に空港にいて、同じような場所に行くなんて、、、

これは何かの縁としか思えない。

ちょうどバルセロナの後は南スペインのグラナダに行こうと思っていたのでそこから1時間のマラガは十分寄れる距離。

わたしはガスとマラガで遊ぶことに決めた。

待ち合わせに現れたガスはギンガムチェックのシャツにベストに細いネクタイのこじゃれた姿で現れた。

さすがロンドンっ子だ。

なんだか気の合う私たちはまるで男友達同士みたいに道ゆく女の子をチェックしたり、路上でラップしたり踊ったりした。

夜が近づいてきたところでワインとサングリアをスーパーで購入して路上で飲みつつガスの友達の働いているBARへ向かう。

そのBARは長いカウンターとちょっとしたスペースがある。

ガスの友達はレズビアンの女の子。

それと関係あるのかどうかわからないけれどお客できていたレズの女の子に口説かれ、スペイン語が話せないと分かると慣れない英語で一生懸命書いた熱烈なラブレターをもらった。

(レズにもてるのだ、私は。)

再会を祝して改めて乾杯!!

音楽はいつの間にかダンスミュージックにかわり、私たちは踊り出した。

本当にガスに会いに来てよかった!!

めちゃくちゃ楽しい!!

そして、宴もたけなわ。

そろそろ帰ろうと思ったら、、、、、

ない!!ナイ!!無い!!

カメラが無い!!

んである!!なんでよ!!

だってバックはウエストポーチを肩からななめがけの脇の下ではさんである状態で、カメラケースもぶら下がっていたもののほぼ脇の下。

しかもかなり踊っていた。

腕もぐるぐる体もぐるぐるとにかく踊っていたのにだれにもぶつからなかったし、さわられてもいない。

こんなに腕を振り回しているのにカメラだけスることなんて不可能だよ!!!泣

だけど、、、

ないんだよ、私のカメラ。

すべてのガウディの写真、テリーとのバルセロナナイトのムービーも、そしてさっきガスと一緒に撮って「いいね!!」って言ってたムービーも。

全て無いんだよ!!涙

周りを見回して

「おい!隣で踊っていたモロッコ人どこいった?あいつら以外全員居るから多分すられたんだ!!」

と言った。

これじゃあバルセロナのときのテリーとおんなじじゃないか!!

私のカメラーー!!

ガウディーー!!

あんな有頂天で踊ってカメラなくして泣いてるなんて私馬鹿だよ!!

もう、泣くしかなかった。

そんな私に

「自分のこと、バカっていうな!!」

「俺は知っている。いつもお前が気をつけてバックの管理していたこと!!」

「お前がバカなんじゃなくてあいつらがファッキンプロフェッシャルなんだ!」

とガスが言った。

たしかに、私はいつも気をつけていた。

特にスペインでは。

飲んでいたとはいえ、そんなにアホだったとも思えない。

泥棒の華麗なる技に泣ぬれたマラガの夜であった。

メモリーだけでも返してくれーーー、えーーーん。

さぁ~て!次回の○○○さんは!?

次回の内容は?

私、情熱的な男性に魅了される

私、急遽リオデジャネイロにGO!

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