【76話】イースター島、ラパヌイとの日々|女性のための世界一周旅行ガイド

ラパヌイの人々

2009年3月31日

2日前の帰れなくなってからパパには本当にお世話になった。

何度も空港とLANオフィスを往復して抗議してくれた。

空港の人もオフィスの人も取り合ってくれなかったが

「もーーー、いったい何なの!?」

と思ってオフィスで泣きはじめたらやっと話を聞いてくれ、こちらのミスなので、ということで今日のチケットを取ってくれた。

それって泣いたから?

と多少ずっこけたものの、涙は女の武器とはよくいったもんだと思った。

こうして何とパパとママ、そして大ケガおじさんハンスもみんなで一緒にサンティアゴに帰ることになった!!

こんなに帰れないことや日本人泥棒にあったことを書いたので最悪のイースター島というイメージを持ってしまった人もいるかもしれない。

だけど、それは違う。

ここでの時間は本当は楽しく思い出深いものだったんだ。

今回はイースター島(ラパヌイ)の魅力的な人々のことを書きたいと思う。

現地の人々は自らをラパヌイと呼ぶ。

ここの人たちはおおらかで親しみやすく、観光客と遊ぶのが好きである。

(と少なくとも私は思った。)

一人でプラプラしていると必ず、といっていいほど誰かが遊んでくれるのだ。笑

島について2日目。

音楽を聞きながらだれもいない道で歩きながら熱唱していた時に通りかかった男性。

気まずいので

「オラ!」

とあいさつしてちょっと話したら

「俺んちそこだから寄ってけよ!」

と誘ってきた。

大丈夫かな?と思いつつ、でもいい人そうなのでついて行ってみると、やっぱり本当にいい人でいきなりのイースター島についてのビデオ鑑賞会、勉強会。

ダンスのコスチュームは見せてくれるはお昼ご飯作ってくれるわで大変なおもてなしであった。

大体を自給自足でまかなっている彼は仕事なんて必要ないという。

野菜食べたかったら畑から取ってくれば良いし、魚食べたかったら釣れば良いといっていた。

「今日は何もしなくていいの?」

と聞くと

「今日はお前と会ったからお前と遊ぶ日だ!」

と豪快に笑っていた。うける。

【ビックファミリー】

イースター島について4日目。

キャンプの隣はディスコがある。

宿のみんなとディスコに行こうと思ったのに寝てしまい、みんなが帰ってきた声で目が覚めたのは朝日ものぼらぬ午前6時。

くやしいので寝ぼけまなこでひとりで隣のディスコにいって踊っていると巨漢の男性が話しかけてきた。

「お前、ダンスは好きか?」

「もちろん!!」

と答え一緒に踊っていると、音楽が止まり閉店の時間になった。

「あ、そうそう紹介するね。これ、みんな俺の家族!!」

そのディスコで踊っていた人みんなが彼の家族だったのだ。

「俺んち裏だからちょっとよってけ!!」

みんな一緒にお家へ向かうとそこでもまた大宴会のウイスキーコーク大会が朝っぱらから始まってしまった。

そこからは記憶が乏しく、覚えているのは家族のなかのこれまた巨漢のスヴィという女性に担がれてキャンプへ戻って来たことだけ。

次の日の二日酔いと共に写真をチェックしたらとにかく家族みんなとキッスしまくりの(妹やお父さんにまで、、、汗)酔っぱらい写真だけが大量に残っていた。

ここの家族のスヴィとタニアという女性とはその後特に仲良くなり、一緒にアナと呼ばれる洞窟探検に行ったり、牛一頭丸焼き大家族パーティに呼んでくれたり、ガールズトークやお互いの文化や考え方を話したり、本当にいい時間をたくさん過ごした。

心温かい大家族の人々。

【路上で飲む】

メインストリートを歩いていてある団体の前を横切った瞬間、

「おーーーハポネスー(日本人)」

と呼ばれビールを渡され即参加することに、、、。

とにかくセルベージャ、セルベージャ(ビール)の繰り返し。

海辺に場所を変え飲み始めたら警察の事情聴取の時通訳してくれた彼女がいた。

彼らもなんと家族で、この島はいくつかの大家族で成り立っていることに気がついた。

最終的に酔払って寝てしまい犬に顔をなめられ目を覚ます。笑

【バイオレットとフィリペとロレンソ】

宿で寝ていたら泥棒家宅捜索に付き合ってくれたタクが起こしてきた。

「おもろい人と友達になったから一緒に遊ぼうよ!!」

バイオレットはラパヌイの女の子で体中にステキなポリネシアンスタイルのタトゥーが彫ってある。

フィリペはその彼でロレンソはその子供。

みんなでラノカウに行ったり、酒飲んだりして遊んでくれた。

ある日またブラブラしていたら偶然彼女と再会!!

バイク飛ばしてアナケナビーチに、、、

多分日本でいうヤンキーチックな感じでちゃきちゃきな女の子なんだけど、スリリングで面白かったなぁー。

【漁師さんたち】

広場で網を繕っているのを見ていたらなぜか手伝うことに、、、。

炎天下3時間手伝い続ける。

その後お昼をご馳走してくれたうえ

「明日魚マーケットに魚あげるからこい!!」

だって。笑

ちょっとしたことですぐに仲良くなってしまうおおらかさがラパヌイの人々にはある。

【魚マーケットにて】

猟師さんたちに会いに魚マーケットに行って待っているとなかなか来ない。

しばらく待っているとひとりの男が声をかけてきた。

魚を待っていることを話すと、ラパヌイは適当だから、といって

「魚ならうちに食べにこい!!」

と言ってくれた。

しばらく待っていても来なかったのでその男性とそのお父さん3人で家に向かった。

そこで出された魚の丸焼き!!

バナナの葉でお皿を作ってくれて手で食べた。

手で食べるとプリプリと骨から身がはがれる感触が指にもおいしい。

「今度来たときはうちに泊まりにおいで」

と言ってくれ、帰りには

「宿でみんなでたべなさい」

と庭になっている大量のマンゴーからおいしいのだけ厳選して袋いっぱいおみやげにくれた。

こんな毎日だった。

なーーんだ!!全然楽しいじゃん!!

そう、本当はめちゃくちゃ楽しかったんだ。

ラパヌイの人々は心温かく、ラパヌイということに誇りを持った人々である。

モアイも素敵だったけど、本当に魅力的なのは島に生きる人々だと私は思った。

さてサンティアゴ空港。

ドキドキしながら到着口を出るとちょうどてっちゃんが現れた。

そしてパパとママを迎えに来たハイメも登場!!

宿までハイメの車で送ってもらいてんやわんやの私のラパヌイの旅はハッピーエンドで幕を閉じた。

さぁ~て!次回の○○○さんは!?

次回の内容は?

私、一芸タダ酒

私、ち◯こねえさんから鼻くその子にクラスチェンジ

関連記事一覧